東北巡りをしたいけど秋田と山形の
移動はどうすればいいんだろう?
電車で移動することが出来るけど
車での移動が一般的だよ。
車で移動する場合の休憩に
ぴったりな場所を紹介するね。
東北巡りをする際はレンタカーを借りて移動するかたが多いのではないでしょうか。
秋田県にかほ市と山形県酒田市を車で移動する際におススメの観光場所や休憩スポットをご紹介しております。
秋田山形の県境には日本海に面して出羽富士とも呼ばれる日本百名山の鳥海山が存在します。その高さは2236ⅿで秋は紅葉、冬は雪山と四季折々の風情を見せてくれます。
春夏には雪解け水で生命に潤いをもたらしてくれております。
ねむの丘から見る日本海の夕日
日本海に沈む夕陽は朝日とは一味違った良さがあります。国道7号線やを走りながら、または秋田-酒田間の特急いなほ電車に揺られながら日本海の夕日を眺めることが出来ます。
ドライブの場合には秋田県にかほ市象潟町にある道の駅「ねむの丘」を訪れてみてはどうでしょうか。
海に突き出した岬から180℃に広がる日本海を眺めることが出来ます。道の駅内の展望台も無料で利用することが可能です。
空気が良く澄んでいる日には山形県酒田市の飛島や秋田県男鹿市の男鹿半島がよく見えます。晴れている日にはゆっくりと太陽が日本海に沈んでいくところを心行くまで眺めてみてはどうでしょうか。
ねむの丘では道の駅の中に350円で入れる展望温泉があります。泉質はナトリウム-塩化物強塩泉となっており、口に入るとしょっぱい味がします。
この泉質のお湯は身体をポカポカに温めてくれる効果があり、東北の寒い冬にはもってこいです。
展望温泉というだけあって海側はガラス張りとなっており温泉にゆっくりとつかりながら日本海や夕日を眺めることが出来ます。とってもいい景色です。
タオルは百円程度で購入することも可能でシャンプー石鹸類は用意されているので準備してこなかった人でも気軽に温泉を利用することが可能です。
展望温泉に入る時間がない方は無料の足湯だけでも利用してみるのはいかがでしょうか。泉質は展望温泉と同じものになっており1年中利用することが出来ます。
タオルは用意されていないので持参しておくのがベストです。足湯のみでも結構ポカポカになりました。
温泉に入ってぽかぽか( ˘ω˘)スヤァ
まだ旅の途中だよ!冷たいもの
でも食べてシャッキリしよう。
温泉に入った後の冷たいものも道の駅ならではで充実しております。コーヒー牛乳などを飲むのも最高ですが道の駅の売店ではこの辺りで採れたイチジクを使用したソフトクリームを食べることが出来ます。
ミルクはジャージー牛乳が使われておりイチジクの甘みと濃厚なミルクがマッチしていてとても美味しいです。甘酒のソフトクリームも美味しくいただきました。
ねむの丘ではたくさんのお土産も売られているのでぜひ見てみてください。おせんべいの試食をいただくこともできます。
夏の時期にはこの辺りで採れた岩ガキを生で食べることが出来ます。
鳥海山から湧き出た冷たい雪解け水で育ってきたカキなので夏に生ガキを食することが出来ます。
私自身カキはあまり好きではなかったのですが鳥海山のふもとで採れる岩ガキにレモン汁をかけて食べてみたところ、新鮮でミルキーでぺろりと一瞬で食べてしまえるほど美味しかったです。
小ぶりのものから大ぶりのものまであり大きさで値段は多少違ってきますが小ぶりのものだと300円程度で食べることが出来ます。
ただカキは大ぶりのものを食べていても一瞬でなくなってしまいます。10個ぐらい食べたくなります。
夏のお休みの日にはビール片手に岩ガキを食べている家族がたくさん訪れている印象です。至福の時間ですね。
象潟の生ガキが食べれるのが6月~8月の初めの頃までで8月後半になると鳥海山のふもとのものは置かれなくなってしまうので注意してくださいね。
8月末に行くと新潟県産などに変わっております。カキが苦手な人はサザエなども焼いてもらえるのでぜひ食べてみてください。
他にもねむの丘では時々イベントを行っており秋田犬に会えることもあるので要チェックです。
寄り道したい!十六羅漢岩
秋田県と山形県をつなぐ国道7号線を移動していると山形県遊佐町に「十六羅漢岩」という歴史文化財が現れます。
十六羅漢岩ではたくさんの仏が海岸の岩に掘られております。波の浸食や風化により崩れている物も有りますがあちこちに仏像を確認することができます。他では見ることが出来ないとても珍しい光景となっております。
冬場に行くととても寒いですが売店ではトビウオだしのラーメンを食べることが出来とっても身体が温まります。
鳥海山のふもと
鳥海山は秋田県と山形県にまたがる標高2236mの活火山となっております。富士山のようにすそがなだらかに広がっております。そのため鳥海山の周りでは見る角度によっていろんな景色を楽しませてくれます。
春の鳥海山~桜やバラに囲まれて~
冬が終わり温かく穏やかな季節に見る鳥海山。桜と雪のコントラストが綺麗です。山の上はまだ寒く雪がたくさん残っています。GWが明け初夏になる前には秋田県でもバラが咲き誇ります。
にかほ市の「フェライト子ども科学館」では様々なバラが咲き誇ります。たくさんのバラに囲まれながら見る鳥海山も素敵です。
夏の鳥海山~雪解けの季節~
山形県側から見た鳥海山は秋田県側からとは山の形が異なって見えます。初夏の山ではまだ雪が積もっています。
夏の終わりに見る鳥海山では8月~10月の3ヶ月にも満たない時期だけ鳥海山の雪は見えなくなります。この間だけの貴重な姿です。
秋の鳥海山~コスモスと紅葉~
コスモスが咲き誇る南由利原は鳥海山を少し登った標高400ⅿ程の所に位置しております。車で登ってこられるので無料の駐車場に車を止めてコスモス畑を散策しながら一休みするのもいいですね。
10月初めのコスモスまつりの時期にはおおよそ100万株程度のコスモスが咲き見ごろを迎えます。
鳥海山の5合目にある猿倉口から見た鳥海山では豊かな紅葉を目にすることが出来ます。11月初旬には紅葉が始まります。
紅葉の中車を走らせながら山をかけ向けていくのはとても気持ちが良いものでした。山が赤色に染まり秋を感じます。
まとめ
国道7号線で秋田山形間を移動する際には鳥海山と日本海に囲まれて大自然を感じることが出来ます。魅力的な場所も多いのでドライブの休憩でもしながら色んな景色をご覧になってくださいね。
ドライブのついでに絶景や
美味しいもの食べれて充実したね。
寄り道は旅の醍醐味だよね。
自由な旅って最高♪
象潟や雨に西施がねぶの花
芭蕉 (おくのほそ道)
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